タンメン・リポート

ちょっと変わった人の、ちょっと変わった日常レポート

ストラテラ初心者のストラテラチャレンジ

 

 こんにちは、タンメンです。先週の木曜日(7/20)にストラテラを貰いました。ストラテラを飲み初めて5日が経ちました。と、言うわけで本日は僕がストラテラを飲み始めた時の感想を書こうと思います。

 

ストラテラゲットだぜ

まずはストラテラをゲットするまでの経緯を説明致します。僕は三年前からADHDがあるのではないかと疑っていており、ADHDによる不注意や落ち着きのなさを改善するには薬とか、何かしらの「補助」が必要だと思っていました。

前回のブログと被る部分がありますけれども、僕は「どんな意識の仕方」をすれば注意出来るかが分からないのです。なので何かしらの補助を受けて注意力を上げて、注意している「感覚」を身につけたいと思っていました。

今年の6月にようやく医者がADHDなのでは無いかと疑うようになり、7/20にストラテラをゲットしました。コレでADHD特性も少しは改善されると思い、安心しました。コレで少しは自分がマシになれると思いました。

 

 

ストラテラチャレンジ

 ストラテラを貰って早速それを飲もうと紙袋から取り出そうとする訳なのですが、薬を飲む事が怖くなってしまったんですね。世界の裏側に引っ張られるような気がして、気が気で無くなってしまいました。自分が薬を飲むはずが薬に自分が飲まれるのでは?なんて思っていました。とにかくアレコレ考えるのはやめて、ストラテラを紙袋から取り出すとどことなく声が聞こえて来ました。「お前に覚悟はあるか?」。辺りを振り返ると家族はみんな黙ってTVを見ていたので、今の声は気のせいかと思い、ストラテラを飲みました。

ストラテラを飲んで五分くらい経ってから、いつもより頭から血が上るようになり、いつもより視界がグッと広がりました。また、今まで気にならなかった机や部屋の周辺に散乱した紙や本、ストラップなどが気になるようになり、おもむろに部屋の掃除と書類整理を始めました。

「注意するという感覚を身につける」という目的も見事達成しました。

「オオオオオッ!注意した状態ってこんな感じなのかあ」。「すごい、こんなに周りが見える」。と胸が躍る一方で、薬を飲む前の自分が音を立てて消えていくような感じがして、どこか恐ろしくなりました。

僕の友達で既にストラテラを飲んでいる人がいたので、彼にストラテラを飲み始めた時のことを話しました。すると彼は、「そそ。ストラテラを飲むと頭の調子が良くなって見えないものが見えるようになるよ。ただ自分のキャラが変わってしまうからそこは覚悟しておいた方が良いかも。」と言ってました。

「お前に覚悟はあるか?」という声はもしかしたらストラテラを飲んで少しマシになったら、自分のキャラの一部が消えてしまうけどそこの所分かっているのか?と誰かが僕に問いかけていたのかもしれないですね。

今までのストラテラの話は、自分や友達個人の感想なので、厳密性のある情報とは言えないのですが、ストラテラのような薬にはリスクが付きまとうのは紛れもない事実です。具体的に言うと、ストラテラを飲むことのリスクは量次第では「腹痛や嘔吐が酷くなる」ということです。精神的な面では「薬に依存してしまう可能性がある」ということです(ココに関しては薬の問題と言うより、精神面や本人の置かれた状況が問題になる)。

薬を飲む事にもそれなりの覚悟が必要なので、薬を飲む際は医者に薬を飲むことで起こるメリットとリスクを聞いた上で医者とよく話し合って決めることをお勧めします。

 

 ストラテラを飲んだ感想をまとめると

  1. 視界が広くなる
  2. 今まで気にならなかった事が気になるようになる
  3. 頭に血が上るようになる
  4. 人格が変わってしまうかも?
  5. 薬を飲む際は医者納得いくまで話し合うのが良い

 

くどいようですが、今から薬をもらおうとしている発達障害の皆さんは、

薬をもらう前に医者とリスクも加味した上で納得いくまで話し合ってみてください。そうした方がいいです。

 

 と、言うわけで本日はここで終わりにしたいと思います。それではみなさん、また次回お会いしましょう。