タンメン・リポート

ちょっと変わった人の、ちょっと変わった日常レポート

あらゆるトレーニングにおける共通点

こんにちは、たんめんです。

 

 突然ですが皆さんは「トレーニング」と言う言葉を聞いてどんなものが思い浮かびますか?筋トレ?勉強?プレゼン?色々なものが思い浮かぶと思いますけどキツイ思いをして自分の力をメキメキと鍛える姿を想像しますよね。

 

「トレーニング」といっても色々なものがあると思いますが、実はどのトレーニングにも共通して言えることがあります。

それは「トレーニングする際に、鍛える能力と直接関係ない能力を使っている」ということです。どういうことかって?

 

腹筋を例に挙げてみます。腹筋運動をやる時ってお腹の力を使って上半身を上げたり下げたりを繰り返すことで腹筋を鍛えるわけです。ずっとやってると腹筋に力が入らなくなる時ありますよね。その時に上半身を上げようとすると足に力が入りませんか?実は腹筋運動をやってる際に足で体の位置を固定しているんです。腹筋に力が入らない時に腹筋運動をすると体がブレてしまいそうになるじゃないですか?そうならないように足で必死に支えようとしてるわけです。つまり

腹筋運動をすると腹筋とあまり関係のない足の力を使っているわけです。

 

プレゼンも実は喋りやパワポのスキル以外にも使っている能力があります。それは自分の行動や態度を把握する能力です。プレゼンの練習をする時って聞き手に話が伝わるように声の大きさや姿勢、表情、言葉を変えていく訳です。その為にはまず練習してる時の自分のしていた事を把握する必要があります。顔がこわばってなかったか?声を出せてたか?結論は言えてたか?キョドってなかったか?それを確かめて修正して確かめて修正してを繰り返していい発表が出来るわけです。自分のやったことを把握する能力はプレゼンでは必須です。

なのでプレゼンの練習でもプレゼンとは直接関係ない能力を使っているんです。

 

自分に合ったトレーニング方法というのは、自分の得意な能力を活かせるトレーニング方法なのでは? と思います。トレーニング方法によって使わざるを得ない直接関係ない能力が違うからです。

腹筋で例えると、V字腹筋(上半身と足を上下させて腹筋を鍛える)ではバランス感覚が必要になります。体を支える場所がお尻だけになるから。バランス感覚が無い人はV字腹筋は向かないです。しかし、普通の腹筋はそこまでバランス感覚は必要ないので、バランス感覚が無い人でも出来ますよね。

数学で例えると、現代文が得意な人は文章の穴埋め式の問題でやるといいですよね。数学が出来なくても現代文の力で補えるから。現代文が不得意な人は簡潔な文章の問題をゴリゴリやった方が伸びますよね。

 

 

鍛える能力が同じでもトレーニング方法によって使う能力が違ってくる。なので自分の得意な分野や苦労しなくても出来ることを把握すると、自分に合ったトレーニング方法が見つけやすくなります。

 

 

それでは、また今度